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ストレステストを無事通過、決算発表に素直な反応で好決算銘柄の買い直しに期待
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| 指数 | 寄り付き | 高値 | 安値 | 終値 | 前週比 |
| 日経平均(7月20日〜7月23日) | 9,300.46 円 | 9,430.96 円 | 9,220.88 円 | 9,430.96 円 | △ 22.60 円 |
| NYダウ(7月19日〜7月23日) | 10,154.43 ドル | 10,424.62 ドル | 10,120.53 ドル | 10,424.62 ドル | △ 326.72 ドル |
先週は下値を確認し戻りを試す展開となりました。先々週末の手仕舞い売りで大幅下落となった後は週初から底堅さも見られ、経済指標も悪いものばかりでもなく、個別の企業決算は好調なものが目立ち、素直に好感する動きとなりました。週末には欧州でのストレステスト(資産査定)の結果も発表され、特に問題視されることもなく堅調な展開となりました。悲観的な見方から少しは楽観的な見方も出てきたようです。
今週も引き続き戻りを試す動きとなって来るのではないかと思います。欧州金融不安や米国での金融規制強化の影響も一段落となり、素直に好調な決算動向に反応する動きとなって来るのではないかと思います。経済指標に好転するものが見られると改めて好調な業績を見直すような動きにもなり、経済指標への反応がもう少し楽観的な見方になるだけでも戻りを試す動きとなって来るものと思います。
今週は月曜日に新築住宅販売、火曜日にはS&Pケース・シラー住宅価格指数や消費者信頼感指数、水曜日には耐久材受注の発表があり、木曜日は毎週発表になる新規失業保険申請件数、そして週末にはGDP(国内総生産)の発表があり、景気回復鈍化懸念と好調な企業業績のせめぎ合いのなかで、楽観的な見方になるのかどうかも含めて注目されます。
先週の日本市場は米国株以上に世界的な景気回復に対する懸念が強く、下値を探るような展開となりました。先々週の反動もあったのでしょうが、決算発表の本格化を前に手仕舞い売りも嵩み、円高を嫌気するような場面もあり、下値を試す展開となりました。週末は買戻しも入り大きく戻しましたが相変わらず目先の需給だけで動いているような相場で、腰の据わった買いも新たな市場参加者も見られず、下値模索状態という感じです。
今週は決算発表の本価格化で決算動向に一喜一憂する展開となりそうです。4−6月の業績は期待できるものの、先行きに対する慎重な見方もあり、市場でどのような反応となって来るのかが注目されます。そういった意味でも為替動向に振らされる可能性も大きそうです。輸出企業がまだまだ主流ということもあり、為替動向には大きく影響されるものと思われ、円高傾向が続くのかどうかが注目されます。ただ、欧州の金融機関のストレステストも終わり、米国景気回復鈍化懸念も薄れたことで、大きく円高にはなり難く、株式市場も底堅い堅調な展開が期待され
今週は月曜日に貿易収支、火曜日に企業サービス価格指数が発表になりますが、特に影響されることもないと思われます。また木曜日の商業販売統計も消費の回復傾向が見られるものと思いますが、特に市場全体への影響ということもなさそうです。週末には完全失業率や鉱工業生産指数(改定値)、家計調査などが発表になりますが、鉱工業生産指数が予想(+0,2%)から大きく振れることがない限り影響もあまりないものと思います。
25日移動平均線にサポートされて、75日移動平均線に上値を押さえられました。週初に堅調で75日移動平均線を抜けて来ると75日移動平均線をサポートに強含みとなり、少なくとも25日移動平均線と75日移動平均線の乖離が大きく縮小するまでは底堅い堅調な展開となるものと思います。週初に75日移動平均線を抜け切れないと再度25日移動平均線のサポートを確認するような場面も出てくるものと思われ、乖離が縮小する25日移動平均線と75日移動平均線の間での動きとなるものと思います。
来週の予想レンジ 10,200.00ドル 〜 10,600.00ドル
25日移動平均線を割り込んだことで反発、75日移動平均線を意識するところまで買われました。また、75日移動平均線まで届かず、6月21日の戻り高値水準までも戻っておらず、少なくとももう一段の戻りは期待されるものと思います。この水準を保てれば25日移動平均線も上昇に転じ、下値をサポートしながら戻りを試す動きとなってくるものと思います。早い時期に75日移動平均線を抜けるような展開になれば一気に底入れ感が強まるものと思います。
今週の予想レンジ 2,200.00pt 〜 2,350.00pt
25日移動平均線にサポートされて一気に75日移動平均線を抜けて来ました。節目と見られる水準(260後半)であり、ここからが正念場ということなのでしょうが、75日移動平均線にサポートされながらここで底堅さが見られれば25日移動平均線と75日移動平均線が「ゴールデン・クロス」となって下落トレンドから上昇トレンドへの転換が確認されることになり、上昇に弾みがつくものと思います。週初に堅調な展開となるのかどうかがまずは注目されます。
今週の予想レンジ 263.00pt 〜 270.00pt
下値を試す展開となりましたが、方向感のない底値圏でのもみ合いとも取れるような動きです。ただ、25日移動平均線と75日移動平均線の乖離もまだまだ大きく、25日移動平均線と大きく乖離するところでは底堅さも見られます。週初に25日移動平均線を抜けてくれば、売られすぎ感も強いだけに戻りを試すような底堅い堅調な展開となってくるものと思います。
今週の予想レンジ 9,200.00円 〜 9,800.00円
7月初めの安値でのもみ合い水準を下回る場面もありましたが、25日移動平均線との乖離が大きくなるところでは底堅さも見られます。少なくとも25日移動平均線水準までの戻りは期待され、その水準で25日移動平均線をサポートにして底堅さが見られるのかどうかというところです。25日移動平均線と75日移動平均線との乖離も大きく、底堅さは見られるものと思います。
今週の予想レンジ 825.00pt 〜 880.00pt
下値を試す展開が続いています。値持ちの良かったものが最後に見切売りを出したということで、2月のもみ合い水準での底堅さを試す動きとなったものと思います。25日移動平均線と75日移動平均線との乖離も大きく売られすぎ感も強く、25日移動平均線との乖離が大きくなるところでは底堅さも見られるものと思います。
今週の予想レンジ 1,200.00円 〜 1,235.00円
下値を試す動きとなっています。底堅さが見られても戻りが鈍く、25日移動平均線の下落は続き25日移動平均線に上値を押さえられることになりそうです。ただ、25日移動平均線と75日移動平均線との乖離が大きく、その乖離を縮小するためにいったん25日移動平均線を抜けて底堅さが見られるかもしれません。25日移動平均線を抜けて一気に75日移動平均線まで戻るようなこともないのでしょうが、底堅さが見られ、25日移動平均線の下落スピードが緩やかになる可能性はありそうです。
今週の予想レンジ 1ドル=86.00円 〜 88.50円
米国の耐久材受注とは、輸送用機器=民間や国防関連の航空機、自動車などとその部品、コンピューター関連と電子機器など、家具など、耐久年数3年以上の消費財の新規受注額を集計したものです。製造業新規受注が翌々月の月初に発表されるのに対し、耐久材新規受注は毎月下旬に前月分の速報値が発表されることから生産や設備投資の先行指標として注目されます。
また、通常は耐久材の中でも変動額が大きくなる航空機や国防部門からの受注を除いた資本財の受注額に注目しますがそれでも前月比や事前の予想と大きくぶれることが多いので、受注の傾向などを見ることも多くなっています。景気回復が言われていますが、雇用や個人消費の回復が見えないなかで、耐久材の受注動向が個人消費の回復を示していると見ても良く、また耐久材などの受注が多ければ雇用の改善も見られる傾向にあることから注目される指標となっています。
景気回復鈍化が懸念される中で、景気指標に対しては市場は敏感な反応となっています。ISM(米サプライマネジメント協会)景気指数や雇用統計ほどは注目されない指標ですが、今回6月の指数は5月に比べて改善しているものと思われ、特に住宅関連などにかげりが見られる中で耐久財受注の改善がはっきりと見られればセンチメントに変化が見られるかもしれません。逆に予想されたほどの改善が見られないと失望感も出てくるものと思います。