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金融不安、金融規制強化懸念も薄れ業績回復を織り込みながら堅調な地合いが続くか
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| 指数 | 寄り付き | 高値 | 安値 | 終値 | 前週比 |
| 日経平均(4月19日〜4月23日) | 10,908.77 円 | 11,090.05 円 | 10,900.68 円 | 10,914.46 円 | ▼ 187.72 円 |
| NYダウ(4月19日〜4月23日) | 11,092.05 ドル | 11,204.28 ドル | 11,092.05 ドル | 11,204.28 ドル | △ 185.62 ドル |
先週の米国市場は発表される経済指標は住宅関連の指標も含めて堅調なものが多く、企業決算の発表もハイテク銘柄などを中心に好調なものが多く、景気回復がしっかりと確認されるような話題が多かったことで、金融規制強化懸念や欧州での金融不安が強まる場面でも堅調な展開となりました。個別企業の決算発表への反応も芳しくない反応となるものも多かったのですが、他の銘柄への波及も少なく、一過性のものとして手仕舞い売りや出尽くし感からの売りがあっても買い直されるものも多く、総じて堅調となりました。
今週は引き続き金融規制強化への懸念や欧州の金融不安の蒸し返しもあるのかもしれませんが、先週末のG20財務相・中央銀行総裁会議でも指摘されたように、景気回復度合いを計りながら、各国で金融緩和の出口戦略が取り沙汰されることり、業績や経済指標よりも金融政策がらみの話題で相場が左右されるのではないかと思います。景気回復を織り込みすぎるとことでは出口戦略から上値を押さえられ、売られすぎると景気回復度合いを計りながら底堅くなって来るのでしょう。
今週は火曜日の消費者信頼感指数やS&Pケース・シラー住宅価格指数の発表、週末のGDP(国内総生産)の発表、シカゴ購買部協会景気指数などの発表に振らされることになりそうです。加えて木曜日にはFOMC(公開市場委員会)も開かれ、金融緩和の出口戦略や金融規制などが取り沙汰されて、売られる場面もあるかもしれません。
先週の日本市場は底値を確認するような週となりました。日経平均10,800円〜900円水準での底堅さを確認する動きとなりました。業績上振れを発表するような銘柄が多かったのですが、特に改めて見直し買いが入るということも限定的となり、目先の需給に振らされながら物色対象が日替わりとなるというような感じでした。また、持高調整の売り買いが中心となり、買われれば売られ、売られれば買われるというようなまちまちな展開となることが多く目先の需給に振らされながらの調整局面となりました。
今週はいよいよゴールデンウイーク入りということで決算発表に振らされながらもあくまでも目先的な動きが中心となって来るのではないかと思います。週初は欧州の金融不安、米国金融規制、中国の金融引き締めなどの動向を探りながらの動きとなるのでしょうが、業績面での裏付けがある銘柄も多く、手仕舞い売りが出ても全体の底堅さは見られるものと思います。一方で積極的に買い上がるのは決算発表が出揃って今期業績の方向性を見極めてからと言うことで、上値も限定的となって来るものと思います。
今週は月末ということで経済指標の発表も多いのですが、特に敏感に反応することもないかと思います。水曜日の商業販売統計はゴールデンウイーク前の手仕舞いの売り買いに反応する可能性もあり、変更が大きいと上下動かす要因となる可能性もありそうです。連休の谷間の月末に失業率や消費者物価指数(CPI)、鉱工業生産指数改定値や日銀「展望レポート」の発表もありますが、連休を控えて特に材料視されることはなさそうです。
25日移動平均線とつかず離れず、堅調な地合いが続いています。移動平均線同士の乖離は広がっており、その面からはいったん25日移動平均線を割り込むような調整=押し目を確認するような場面も見られるのかもしれません。25日移動平均線から大きく乖離するところでは上値が重くなる状況は変わらないものと思われ、景気回復の足取りを確かめるような慎重な上昇は続くものと思います。
来週の予想レンジ 10,950.00ドル 〜 11,500.00ドル
先週も先々週と同様に25日移動平均線との乖離が広がるところでは調整となるのですが、25日移動平均線までは下落せず堅調となっています。25日移動平均線と75日移動平均線の乖離も引き続き広がっており、いったん25日移動平均線を割り込むような水準まで調整となる場面も見られそうです。過熱感が強い印象はないのですが、移動平均線同士の乖離が大きいことが気になります。
今週の予想レンジ 2,450.00pt 〜 2,600.00pt
昨年の10月から12月の動きと同じように、同じような水準でもみ合いが続いています。移動平均線もほぼ同じような水準にあり、75日移動平均線が下落となることで25日移動平均線と「ゴールデンクロス」となりそうです。一応、上向きにあることが確認されるということですが、まだまだ25日移動平均線や75日移動平均線のサポートを確認しながらの動きが続くものと思います。
今週の予想レンジ 275.00pt 〜 285.00pt
週初に一気に25日移動平均線を割り込み、移動平均線が上値目処となったような格好です。今週も引き続き25日移動平均線に上値を押さえられながら過熱感を冷ますような展開が続きそうです。75日移動平均線は横ばいから下落となりそうですが、この水準までは下落とならずに75日移動平均線が再び上昇してくるのを待つような日柄整理が続くものと思います。25日移動平均線と75日移動平均線の乖離がもう少し縮小するまでは上値の重い展開が続きそうです。
今週の予想レンジ 10,800.00円 〜 11,400.00円
25日移動平均線のサポートを確認するような展開となっています。移動平均線を割り込むところでは買いが入るといったような状況ですが、まだ25日移動平均線と75日移動平均線の乖離も大きく、25日移動平均線を割り込む場面もあるかもしれません。25日移動平均線が大きく下落して75日移動平均線との乖離が縮小するというよりも25日移動平均線が横ばいとなるところで、75日移動平均線が上昇して乖離を縮小し調整が終わることになるのではないかと思います。
今週の予想レンジ 970.00pt 〜 1,010.00pt
強含みの堅調な展開が続いていますがさすがに25日移動平均線との乖離も大きくなっており、いったんは上値の重い展開となりそうです。25日移動平均線と75日移動平均線との乖離が縮小するまで、そろそろ調整となってもいいところです。一旦上値の重さが確認されると一気に手仕舞い売りや利益確定売りに押されて過熱感を冷ますような動きになって来るものと思います。
今週の予想レンジ 1,300.00円 〜 1,350.00円
先々週末に割り込んだ25日移動平均線を週初にすぐに取り戻し堅調となっています。ただ、25日移動平均線と75日移動平均線との乖離も大きく、25日移動平均線との乖離が広がるところでは過熱感が強まり上値も重くなって来るのでしょう。25日移動平均線と75日移動平均線との乖離を縮小するような調整となるかもしれません。
今週の予想レンジ 1ドル=92.40円 〜 95.00円
家計調査とは全国の単身世帯以外の過程から一定の抽出方法によって選定された世帯を対象として、その家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査するものです。この結果で景気動向の把握、消費者物価指数の品目選定やウエイト作成の基礎資料して利用されるものです。世帯で得た収入をどのように、何に使っているのか、またその使い方が収入や世帯人員、年齢、職業によってどのようにことなっているのか、などを知ることが出来ます。
また、調査結果は家計収支編と貯蓄、負債編に分けられて公表され、購入商品や数量、金額まで詳細に把握しているため、需要予測や商圏調査、販売計画立案やマーケティングに利用されます。株式投資などでは、景気動向の最も重要な要素である個人消費の動向を判断できる資料として注目されるのです。
天候不順となって消費も滞りがちですが、3月の小売業の既存店売上高を見ると傾向が変わりつつあるようです。低価格志向の品揃えの店舗が苦戦し、高価格帯の商品を扱う店舗が堅調となっています。一部の百貨店では前年比でプラスとなり、消費性向に変化が見られるようです。この中で、世帯の消費支出が増加しているのかどうかが注目されます。「全世帯」で見た場合に市場予測ではレンジが−2.5%〜4.8%、予測の平均と中心値が0.7%となっています。百貨店売上やスーバー、コンビニエンスストアは依然苦戦しており、回復傾向が続くのかどうかも注目され、2月のマイナス(−0.5%)を取り返すようでないと消費の回復はまだまだと言うことになりそうです。