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日米共に経済指標に堅調なものは見られるものの欧州金融不安も根強く、買い切れず
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| 指数 | 寄り付き | 高値 | 安値 | 終値 | 前週比 |
| 日経平均(2月22日〜2月26日) | 10,400.47 円 | 10,400.47 円 | 10,101.96 円 | 10,126.03 円 | △ 2.45 円 |
| NYダウ(2月22日〜2月26日) | 10,383.38 ドル | 10,383.38 ドル | 10,282.41 ドル | 10,325.26 ドル | ▼ 77.09 ドル |
先週の米国市場は引き続き欧州市場の金融不安を嫌気する動きや足元の経済指標の悪化などもあり、上値の重い展開となりました。ただ、公定歩合の引き上げの影響は少なく、出口戦略も一服となったことから、底堅さも見られました。指数は方向感のない展開となりましたが、「金融相場」から「業績相場」への移行の過程での調整となった感じであり、景気の二番底懸念や金融規制懸念などから売られたわけでもなく、押し目では値ごろ感からの買いも見られました。
今週は月初ということで注目される経済指標の発表も多く、それらの発表に一喜一憂することになりそうです。ここで、経済指標の回復が確認されると更なる金融引き締め懸念も出て、上値を押さえる要因となりそうです。逆に芳しくない経済指標が発表になるとさらなる金融引き締め懸念が弱まり、底堅さも見られるかもしれません。いずれにしても、経済指標の発表や欧州の金融不安などに振らされて落ち着きのない、方向感のない展開となるのではないかと思います。
月曜日は個人消費支出・個人所得やISM製造業景気指数が発表になり、大いに注目されます。水曜日にはADP全米雇用レポートやISM非製造業景気指数が発表になり、雇用統計を先取りするものとして相場の方向感を出すことになるかもしれません。木曜日は毎週のことですが新規失業保険申請件数が発表され、週末には雇用統計の発表があり、雇用の改善が見られれば市場のセンチメントが一気に上向くことになり、逆に悪化するようなことになると金融緩和の出口戦略が遠のき底堅さは見られるのですが、調整が続くことになるのでしょう。
先週の日本市場は下値を試す動きとなりました。為替も円高、特にユーロで円高が進んだことや、欧州での金融不安などが取り沙汰されて持高調整の売りもあり、軟調となりました。足元の経済指標は週末の鉱工業生産指数を筆頭に回復を示すものも多く、新興国での金融引き締め懸念はあるものの逆に言えば「出口戦略が」が取り沙汰されるほど経済の拡大が見られるということで、特に売り急ぐ要因でもないのですが、先行き不透明感や3月期末を意識した株式需給悪化懸念などもあり、積極的に買い切れないということだと思います。 配当や株主優待を期待するような買い方も少なく、割安感が強まるまで、強まっても買いが入らないような銘柄も散見されます。
今週は米国の雇用統計などが注目されていますが、日本でも失業率などの発表があり、雇用に底堅さが見られるのかどうかが注目されます。また、月替わりと言うことで、ますます期末を意識した動きになるものと思われ、昨年と同じように期末までの持高調整などで売りが嵩むと先物のヘッジ売りなども絡んで下げ幅を広げる要因となるかもしれません。逆に買戻しが多く見られるようであれば、わけもなく上がる銘柄などが見られるのでしょう。 いずれにしても日米の経済指標などに反応しながらも目先的な需給要因で指数が右往左往させられるようなことになりそうです。
先週は鉱工業清算指数が予想を上回り、相場を下支えするような場面もありましたが、今週も火曜日の失業率などが好転するようであれば、市場への影響はあるものと思われます。ただ、日本では経済指標への反応は鈍く、大きな動きにはならないものと思われます。注目される指標とすで、木曜日の朝に発表される法人企業統計も景気の回復を確認する意味で重要視される指標だと思います。また、週初に発表される新車販売台数は特に大きな影響はないでしょう。
75日移動平均線はまだ上昇が続いており、75日移動平均線に絡みながらの動きとなっています。25日移動平均線もサポートとして機能して底堅さが見られ、週前半にしっかりと75日移動平均線を抜けてくればいったん底入れとなって来る可能性も高そうです。75日移動平均線を抜けきれないと再び下値を試すような動きになって来るものと思われます。25日移動平均線を割り込めば弱き、75日移動平均線を抜ければ強気、と見ても良いのではないかと思います。
来週の予想レンジ 10,100.00ドル 〜 10,500.00ドル
75日移動平均線を抜けて底堅く、25日移動平均線も下げ止まって、サポートとして機能しています。75日移動平均線を割り込まずに堅調な動きとなれば25日移動平均線も上昇となって来るものと思われ、逆に今度75日移動平均線を割り込むと一気に25日移動平均線を割り込んで調整が長くなるのではないかと思います。週前半で動きは決まるのかもしれません。
今週の予想レンジ 2,150.00pt 〜 2,270.00pt
25日移動平均線と75日移動平均線との間の狭い範囲での動きとなっています。25日移動平均線の下落も止まるところであり、75日移動平均線を抜ける可能性も高く、戻りを試す動きとなるかもしれません。ただ、25日移動平均線との乖離が広がるところでは上値も重くなりそうです。
今週の予想レンジ 268.00pt 〜 285.00pt
下落が続いている25日移動平均線に上値を押さえられて、横ばいとなっている75日移動平均線を割り込んで来ました。ここから急騰とならないと25日移動平均線と75日移動平均線が「デッドクロス」となって、一旦下値を試すことになりそうです。週初に25日移動平均線を抜けてこないと調整となりそうです。
今週の予想レンジ 9,900.00円 〜 10,400.00円
25日移動平均線に上値を押さえられて75日移動平均線を割り込んで来ました。75日移動平均線をサポートにされた形となっていますが、ここで反発とならないと25日移動平均線が75日移動平均線を割り込んで「デッドクロス」となってしまいます。そうなると今度は下落が続く25日移動平均線に上値を押さえられながら下値を試す動きとなってしまいそうです。
今週の予想レンジ 870.00pt 〜 910.00pt
上昇が鈍くなった25日移動平均線を抜けて来ました。75日移動平均線も再び底堅くなっており、まだ25日移動平均線と75日移動平均線の乖離も大きいことから上値の重い展開は続くのでしょうが、25日移動平均線にサポートされながら底堅い堅調な展開が続くのではないかと思います。
今週の予想レンジ 1,200.00円 〜 1,230.00円
いったんは良い形になったのですが、一気に25日移動平均線と75日移動平均線を割り込んでしまいました。25日移動平均線と75日移動平均線が「デッドクロス」となりそうで、調整となって来るものと思われます。ただ、一気に下落したことから移動平均線との乖離も大きく、一旦は下げ渋るものと思われ、底堅い展開ながらも下値を試すような動きとなりそうです。
今週の予想レンジ 1ドル=88.00円 〜 91.00円
株式市場や為替市場などで最も注目されている指標の一つが、原則、毎月第一金曜日のニューヨーク時間午前8時30分に労働省から発表される、月次の雇用統計です。最近ではADP(オートデータプロセッシング)雇用レポートなど民間の雇用統計なども注目されるようになりましたが、個人消費に大きな影響を与える、つまり、GDP(国内総生産)などへの影響も大きな雇用の状況を見る上で重要な指標とされています。
「雇用統計」と言っても中は10数項目に分かれています。どれも重要な指標ではあるのですが、特に注目されるのが「非農業部門雇用者数」と失業率であり、インフレなどが取りざたされるときは、「平均時給」などが注目されることもあります。米国の個人消費はGDPの7割を占めているといわれ、しかもクレジット社会ですから、職がある、ない、ということが個人消費にも大きな影響を与えることになるのです。
前回1月の統計では予想外に失業率が減少(12月10.0%→9.7%)、非農業部門雇用者数の減少幅も縮小し、改善傾向が見られましたが、新規失業保険申請件数の改善が遅れるなど順調とは言い難い展開であり1月の下方修正なども懸念されます。今回の失業率はほぼ横ばいと見ており、市場予測もレンジが9.7%から9.9%、中心値と平均値は共に9.8%となっています。非農業部門雇用者数もまだ減少が続くと見る向きが多く、最大で12.5万人減少、最大で変わらずと見ているようです。中心値が4万人の減少となっており、まだまだ気微意状