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欧州の金融不安で世界的な信用収縮懸念が強まり、総じて軟調、下値を試す動きに
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| 指数 | 寄り付き | 高値 | 安値 | 終値 | 前週比 |
| 日経平均(2月1日〜2月5日) | 10,205.02 円 | 10,404.33 円 | 10,057.09 円 | 10,057.09 円 | ▼ 140.95 円 |
| NYダウ(2月1日〜2月5日) | 10,185.53 ドル | 10,296.85 ドル | 10,002.18 ドル | 10,012.23 ドル | ▼ 55.10 ドル |
先週は金融規制への懸念も一服となり底堅さが見られたのですが、世界的な金融引き締め懸念や信用収縮懸念から木曜日には大幅下落となり、逆に下値を確かめるような動きとなりました。企業業績の回復は見られるのですが、相変わらず経済指標や景況感はまちまちとなり、まだまだ疑心暗鬼な相場が続いていると言うことのようです。これまで、世界的な金融緩和や経済対策、あるいは新興国の牽引で戻った相場もここからは「次」の段階、「金融相場」から「業績相場」への移行の端境期となって行くものと思います。
今週は週初から底入れ確認となるのかどうかが試されそうです。先週末に雇用統計で失業率の改善が見られたことなどから底堅さも見られ今週は企業業績の回復を見直すように戻りを試すような動きとなるのではないかと思います。ただ、金融引き締めや金融不安、金融規制の懸念から引き続き信用収縮懸念は残り、商品市況の調整は続くものと思われ、戻りも限定的となりそうです。買戻しを急ぐ動きや積極的に買い上がるだけの材料にも乏しく、底値固めとなるものと思います。
先週に比べて今週は経済指標の発表も少なく、相場の方向感を示すような材料とはなり難いのではないかと思います。水曜日には貿易統計の発表がありますが、特に材料視されることもなさそうですし、木曜日の小売売上高の発表は個人消費まで回復となるのかどうかと言うことで大いに注目されるものと思います。週明けはG7の結果を受けての動きとなりますが、特に相場を大きく動かすような材料とはなりそうにありません。
先週の日本市場は決算発表が多く見られる中で、業績回復を示す企業が多いことから、底堅さを確認して一旦は戻り歩調となりました。ただ、週末にかけては世界的な信用収縮懸念から売り急がれる場面も見られ、好決算の発表も材料出尽くしとなるものも見られ、指数も大きく下落となりました。為替の影響で売られるものや商品市況の影響で売られるもの、決算が芳しくなくて売られるものなど様々でしたが、買い手も限られており、戻りきらずに下値を確かめるような動きになりました。
今週は底堅さが確認されて戻りを試す動きとなるのかどうかが注目されます。決算発表もそろそろ出揃ってきており、決算動向に反応しすぎた分の修正なども行われるものと思います。下値を新たに売り叩くには日本市場での金利上昇懸念や新興国での経済減速懸念、欧米での金融不安などが高まることがない限り底堅さが見られるのではないかと思います。
今週は木曜日に休日が入りますが、水曜日休日前には機械受注の発表があり、反応を示すことになりそうです。特に今回は四半期見通しも発表され、景気回復期待が極端に高まると「出口戦略」などが話題になってくるかもしれません。ただ、予想の範囲内であれば、特に材料視されることもないのでしょうし、予想を大きく下回らない限り、若干芳しくない数字となっても影響は少ないかもしれません。
75日移動平均線が上値を押さえる格好となり、大きな下落となりました。25日移動平均線の下落スピードが上がり、75日移動平均線と「デッドクロス」となりそうで、75日移動平均線も下落に転じそうであり、これまでの上昇トレンドがいったん、終了となった可能性が高まりました。今後は移動平均線との乖離が広がるところでは下げ渋るのでしょうが、下値を確認する動きとなって来るものと思います。
来週の予想レンジ 9,600.00ドル 〜 10,200.00ドル
ダウ平均と同様に75日移動平均線に上値を押さえられて調整となりました。週末に下ヒゲの長い足、「たくり足」となっており、週初に堅調となれば、再び75日移動平均線を目指すことになりそうです。ただ、ここから急騰しないと25日移動平均線と75日移動平均線は下落に転じて「デッドクロス」となり、これまでの上昇トレンドが終わったことになりそうです。75日移動平均線や25日移動平均線に上値を押さえられながら下値を探る動きとなりそうです。
今週の予想レンジ 2,020.00pt 〜 2,200.00pt
75日移動平均線までも戻らず、軟調な地合いが続いています。移動平均線との乖離も大きくなっており、いったんは底堅さも見られるのでしょうが、25日移動平均線も下落に転じた75日移動平均線を割り込んで「デッドクロス」となりそうで、下落トレンドに転換したことが確認されそうです。昨年8月の安値水準である250水準で下げ止まるかどうかが注目されます。
今週の予想レンジ 250.00pt 〜 270.00pt
いったんは75日移動平均線にサポートされたもののすぐに割り込んでしまいました。まだ、ここから一気に切り返し25日移動平均線を抜けるようであれば戻り相場も続いていると見られるのですが、週初に75日移動平均線を抜けてこないといったん下値を試す動きとなるものと思います。
今週の予想レンジ 9,500.00円 〜 10,500.00円
ようやく上昇に転じた75日移動平均線が再び下落となり、いったんは75日移動平均線にサポートされたもののすぐに割り込んで下落トレンドに転じたことが確認されつつあります。今週しっかりと25日移動平均線を抜けるように反発となってこないと下落トレンドが続くことになり、下値を試す展開となってくるものと思います。
今週の予想レンジ 870.00pt 〜 925.00pt
25日移動平均線にサポートされて下げ渋りました。この水準で下げ渋れば75日移動平均線も上昇に転じ、25日移動平均線との乖離も縮小して強含みとなる可能性もあります。週初にあっさりと25日移動平均線を割り込んでしまうようであれば、75日移動平均線のサポートを確認しつつ調整となってしまいそうです。
今週の予想レンジ 1,180.00円 〜 1,220.00円
75日移動平均線を割り込んで反発となったものの、25日移動平均線に上値を押さえられて一気に75日移動平均線を割り込みました。今度は75日移動平均線が上値を押さえる格好となって、いったん下値を確かめる動きとなりそうです。それでもあっさりと25日移動平均線を抜けて強含みになると今度は「逆三(三尊底)」となる可能性が高まり、円安トレンドとなって来るものと思われ、今週が正念場という感じです。
今週の予想レンジ 1ドル=88.00円 〜 92.00円
米国の小売売上高の統計は百貨店やスーパーなどの売上のサンプルを調査、商務省が集計し発表しています。米国はGDP(国内総生産)の約7割を個人消費が占めるといわれており、その個人消費の動向を測る上でも重要な指標といえるでしょう。個々の百貨店なども毎月の売上高を発表していますが、政府が集計したものとしてこの指標は注目されます。
先週末に雇用統計が発表されましたが、雇用の安定が見られることから、個人消費の伸びも期待されますし、個々の百貨店などの売上高も底入れ感が出ています。この小売売上高の指標に底入れ感が出ると米国経済の底入れが確認できるということになってくるものと思われ、金融政策などの見直しも取りざたされて来るかもしれません。
昨年の状況を見てみると自動車を除く部門は昨年の8月から改善傾向が見られていましたが、前回の12月の統計があまり芳しいものではなく、このあたりから「二番底」懸念が出ているものと思います。今回の1月の予測では自動車を除く部門でクイック社の集計によると+0.1〜+0.7%となっており、予測の中心は+0.5%、予測の平均値は+0.4%とそれほど芳しいものではないのですが、堅調と言う予測となっています。雇用の底入れ感も出ており個人消費にも底入れ感が出てくるものと期待されます。