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引き続き「金融緩和政策」を評価し、「デフレ対策期待」や円安を好感して戻りを試す展開に
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| 指数 | 寄り付き | 高値 | 安値 | 終値 | 前週比 |
| 日経平均(11月30日〜12月4日) | 9,345.55 円 | 10,022.59 円 | 9,345.55 円 | 10,022.59 円 | △ 941.07 円 |
| NYダウ(11月30日〜12月4日) | 10,344.84 ドル | 10,471.58 ドル | 10,344.84 ドル | 10,388.90 ドル | △ 78.98 ドル |
先週の米国市場は高値を更新する場面もあり、「ドバイ・ショック」の影響もほとんどありませんでした。個人消費や雇用にも回復の兆しが見られ、当初は出口戦略が取りざたされるのはまだ先だろうと思われていたものが、週末の雇用統計の発表を受けて、早まるのではないかとの見方も出て来ました。出口戦略が取りざたされると商品市況などの上昇が一服となり、市況関連銘柄やドル安メリット銘柄の上値も重くなり、指数も結局は強含みながらも上値の思い展開が続きました。
今週の米国市場は主要な経済指標の発表も少なく、週末のクリスマス商戦の状況や金利などに相場の動向が左右されそうです。景気回復が鮮明になっており、極端に金利の上昇が見られると相場もいったんは調整となりそうです。特にこれまで回復が鈍いとされてきた個人消費や雇用の分野でも回復の兆しが見られており、金利動向と業績回復などに敏感に反応することになりそうです。商品市況が上昇する場面ではそろそろインフレに対する懸念も出てくるかもしれません。
今週は経済指標の発表は少なく、火曜日の消費者信用残高や木曜日の新規失業保険申請件数などには反応しそうです。金曜日は小売売上高が発表になり、好調であれば出口戦略が大きく取りざたされるものと思います。このように主要な経済指標の発表が少ないことから、為替や金利などに敏感に反応することになるものと思います。
先週の日本市場は「ドバイ・ショック」の影響も限定的となり、日銀の金融緩和政策もあって大幅高となりました。1週間で日経平均で1,000円以上の上昇となり、売られ過ぎ感が強かったもの逆に過熱感が出ている指標も見られるような展開です。経済指標や米国市場への反応などは限定的であり、相変わらず目先の需給に振り回されている感じです。その中で、ようやく先週から持高調整の売りが止まり、逆に「円キャリー取引」と見られるような買いが入って指数を大きく押し上げる要因となりました。
週末の海外市場で為替が円安に振れたことから、今週の日本市場は堅調な展開となりそうです。主要な経済指標の発表などもあり、その結果次第ではまだ円高に振れる可能性もありますが、米国での景気回復が鮮明になり、出口戦略が取りざたされるなかで、日本市場の景気回復の鈍さが確認されるような展開になるとさらに円安が進むものと思われます。輸出企業の業績回復期待だけではなく「円キャリー取引」が見られれば需給面でも後押しとなるのでしょう。
今週も主要な指標の発表がありますが、引き続き政策の見えないなかでは反応も限定的となるかもしれません。火曜日には景気動向指数や景気ウォッチャー調査、水曜日にはGDP(国内総生産)改定値が発表になります。そして金曜日には機械受注の発表と先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出があり、波乱要因となりそうです。景気回復を囃すというよりは金利低下、円安に反応する動きとなるものと思われ、景気回復が鮮明になるよりは景気回復が鈍い方が株式市場にとっては好感されるのかもしれません。
ドバイの信用不安も影響は限定的で、高値を更新する場面もあるなど堅調ですが、さすがに上値も重くなっていますた。ただ、25日移動へ行き念を意識するところでは底堅さも見られ、移動平均自体も巡航速度で堅調な動きが続いており、今週は25日移動平均線に押し上げられるような形で堅調な展開となるものと思います。
来週の予想レンジ 10,200.00ドル 〜 10,600.00ドル
25日移動平均線を割り込んだところで底値を確認し、堅調となっています。75日移動平均線が上昇しているなかで、再び25日移動平均線が上昇しており堅調な地合いが続くものと思われます。25日平均線との乖離が大きくなるまでは堅調な展開が続くものと思います。
今週の予想レンジ 2,150.00pt 〜 2,250.00pt
25日移動平均線にサポートされている状況には変わりありません。25日移動平均線も上昇に転じており、強含みの展開が続くと思われます。ただ、週初に25日移動平均線を割り込むと、いったん75日移動平均線のサポートを確認するような6月や8月の高値水準まで下落となるかもしれません。
今週の予想レンジ 260.00pt 〜 285.00pt
移動平均線との乖離も大きくなったところからは反発となりましたが、戻りも鈍く、まだ上昇トレンドに転換したとは言い切れません。週初から堅調な展開が続きまずは25日移動平均線をしっかりと抜けてくるのかどうかが注目されます。25にち移動平均線を抜けてもいったんは25日移動平均線のサポートを確認するような展開となるものと思われ、25日移動平均線が上昇に転じてから本格的な戻り相場となるのでしょう。
今週の予想レンジ 9,500.00円 〜 10,600.00円
いったんは節目と見られる7月や10月の安値水準が25日移動平均線の水準でもあり、戻りも鈍くなりましたがあっさりと抜けると一気に上伸となりました。子今度は75日移動平均線も抜けるのかどうかが注目され、あっさりと抜けて来るようであれば強含みの展開となるのでしょうが、上値を押さえられると25日移動平均線と75日移動平均線に挟まれた水準でのもみ合いとなるのでしょう。
今週の予想レンジ 860.00pt 〜 920.00pt
移動平均線との乖離も大きくなったところからは反発となりましたが、戻りも鈍く、まだ上昇トレンドに転換したとは言い切れません。週初から堅調な展開が続きまずは25日移動平均線をしっかりと抜けてくるのかどうかが注目されます。25にち移動平均線を抜けてもいったんは25日移動平均線のサポートを確認するような展開となるものと思われ、25日移動平均線が上昇に転じてから本格的な戻り相場となるのでしょう。
今週の予想レンジ 1,120.00円 〜 1,180.00円
移動平均線からの乖離が大きくなったところでは下げ止まり反発となります。下値の節目である88円はあっさりと戻し、75日移動平均線を意識する水準まで一気に戻りました。ここからはいったん25日移動平均線が下げ止まるものと思われ、25日移動平均線がサポートとして確認され、その後75日移動平均線を抜けるかどうかを試すことになるものと思います。急落する75日移動平均線に上値を押さえられてしまうのかどうかが注目されます。
今週の予想レンジ 1ドル=88.00円 〜 92.00円
内閣府が毎月、全国280社の機械製造業者から受注額を合計するもので毎月10日前後に2カ月前のものが公表されます。機械製造業者が1カ月間にどれだけ受注したかを調べたもので、機械そのものが「モノ」を作るものであり、「モノ」を作るための機械を「受注」するということで設備投資の先行指標として注目されるのです。
機械受注の内容は国内の民間企業からの受注である「民需」、官公庁からの受注である「官公需」、そして海外からの受注である「外需」に分けられて集計されます。規模が大きくて、一つの受注で集計数字が大きく変わってしまう可能性のある造船と電力会社からの受注を除いた「船舶、電力を除く民需」が民間の設備投資の先行指標として注目されます。ただ、これでも「ブレ」が大きいとして四半期ベースで見たり、移動平均でトレンドを見ることもあります。
機械受注統計は元来月ごとに大きく振れやすく、トレンドを見る場合には「移動平均」を使うこともあります。9月の機械受注は事前の予想を大きく上回ったこともあり、10月の機械受注は反動からマイナスとなると予想されています。クイック社の調べでは予測のレンジが-7.5%から+2.5%で平均は-4.2%,中心値は-4.6%となっており、芳しいものではありません。ただ、現状jは株式市場は景気回復の鈍さから金融緩和の強化や経済対策が取りざたされており、予想のように芳しくない方や円安になり、金利も低下するので、極端に良くならない限り、好感されるものと思います。