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超低金利継続期待でリスクマネーが流入、堅調な展開が続く
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| 指数 | 寄り付き | 高値 | 安値 | 終値 | 前週比 |
| 日経平均(11月16日〜11月21日) | 9,791.18 円 | 9,791.18 円 | 9,497.68 円 | 9,497.68 円 | ▼ 272.63 円 |
| NYダウ(11月16日〜11月21日) | 10,406.96 ドル | 10,437.42 ドル | 10,318.16 ドル | 10,318.16 ドル | △ 47.69 ドル |
先週の米国市場は上値を確認した後は調整となりました。景気指数が予想を下回るなど、引き続き経済指標にもたつきが見られ、超低金利継続が引き続き好感されて底堅さは見られるものの、投資判断の引き下げなどにも敏感に反応して大きく下落してしまうものが多くなっています。商品市況は強含みの展開が続いているのですが、過熱感が強いこともあり、上げ一服、調整と成るものも見られ、株式市場への反応も鈍くなっています。
今週もGDP(国内総生産)や住宅関連の指標の発表など、主要な指標の発表も多く、敏感な反応となるのでしょうが調整気分が強くなっていることもあり、超低金利継続は期待され、底堅さは見られるのでしょうが経済指標の動向などに一喜一憂する上値の思い展開となりそうです。商品市況にも息切れ感が出ていますが、ファンドの決算なども終わってくるので商品市況が一段高となれば、株式市場も上伸となるのでしょう。また、クリスマス商戦などを控えて、センチメントに変化が見られるかもしれません。
注目される経済指標は火曜日に中古住宅販売、S&Pケースシラー住宅価格指数の発表があり、また、GDP(国内総生産)の発表もあります。水曜日は消費者信頼感指数やFHFA住宅価格指数、耐久財受注、個人消費支出に新規失業保険申請件数と多くの指標が発表になります。また、木曜日も新築住宅販売の発表に加えFEB(連邦準備理事会)の経済見通しの発表があり、株価への影響も小さくはないものと思います。
先週の日本市場は米国など海外市場とは全く連動せず、ファンドの持高調整と見られる売りや政策の先行きが不透明なことを嫌気する売りに押されて大幅下落となりました。為替も円高気味であり、買い手不在と言うこともあり、好材料への反応も鈍く、週末には下げ止まり感が出たもののTOPIX指数を中心に大きく売られました。増資ラッシュと言うこともあり、需給面での動きに好材料を全て打ち消す格好となりました。
依然として持高調整と見られる売りが続くのかどうかが今週も注目されるところです。加えて、日本市場の出遅れ感が出るものかどうかも注目されますが、景気回復が期待され、業績の回復も見えているので少なくとも底堅さは見られるのではないかと思います。政策の混迷で見通しがたたないことも景気回復の持続に対する疑念となっており、政策の方向性が見られるのかどうかも浮上の要因となりそうです。
今週は月曜日が休みということもあり、注目される指標も週末までありません。水曜日には貿易収支(速報値)が発表になりますが、市場への影響は限定的となりそうです。週末には失業率や有効求人倍率、消費者物価指数(CPI)に家計調査、商業販売統計などの発表があり、大きく悪化するようであれば調整気分となるのでしょう。ただ、経済指標への反応も先週までは悪材料にだけ敏感に反応するような格好となっており、今週も経済指標への反応は際まで鈍いかもしれません。
25日移動平均線と大きく離れるところでは上値も重くなるようですが、25日移動平均線のサポートを待つでもなく高値更新となりました。買い方の回転も効いていると見られ、引き続き堅調な地合いが続きそうです。押し目を探る場面でも25日移動平均線がサポートとなるものと思います。
来週の予想レンジ 10,200.00ドル 〜 10,600.00ドル
10月高値を抜けたところで上値の重さを確認する格好となりました。それでも25日移動平均線にサポートされており、このまま25日移動平均線にサポートされて底堅くなりそうです。そうなると今度は25日移動平均線と75日移動平均線との「ニアミス」と言う形で再び強含みとなって来そうです。週初にでも高値を抜けてくれば今度こそ2,200の水準がサポートとなって来るのではないかと思います。
今週の予想レンジ 2,100.00pt 〜 2,250.00pt
25日移動平均線をあさりと抜けたもののすぐに割り込んでしまいました。25日移動平均線も75日移動平均線との乖離が大きくなったところで、調整も必要で、いったん下落して「ニアミス」のような形で調整完了となれば再び上昇基調となるのでしょう。
今週の予想レンジ 265.00pt 〜 285.00pt
下げ幅を広げています。75日移動平均線も下落に転じ、調整が長引きそうです。いったんは25日移動平均線と75日移動平均線の乖離はもっと広がりそうで、25日移動平均線とローソク足の乖離が大きくなって来るので、底堅さも見られるのかもしれませんが、上値の重い、戻りの鈍い展開が続きそうです。
今週の予想レンジ 9,000.00円 〜 10,000.00円
サポート見られる水準をあっさりと割り込み下げが加速されました。4月末の安値水準である810の水準ではさすがに移動平均線との乖離も大きくなるので、いったんは下げ止まりとなりそうですが、25日移動平均線を意識するところまで戻ると上値も重くなりそうです。
今週の予想レンジ 810.00pt 〜 860.00pt
7月安値を割り込んで大きな下落となりました。ここからは節目らしい節目もなく移動平均線との乖離が大きくなったことで、下げ渋りとはなりましたが、まだ下値を確認できたとは言い難いかもしれません。昨年10月から12月にもみ合いとなった水準、今年1月の高値水準が1,100円であり、その水準を意識するとさすがに下げ止まるものと思います。
今週の予想レンジ 1,100.00円 〜 1,160.00円
戻り切らずに25日移動平均線が再び下落となりました。75日移動平均線と「ニアミス」の形となり、下げが加速される可能性もあります。ただ、10月の安値を意識して下げ渋っており、いったんは25日移動へいきせんとの乖離が縮小するように底堅い展開が続くのでしょう。その後25日移動平均線に上値を押さえられるのか、戻り歩調に転じるのかを試すことになるのでしょう。
今週の予想レンジ 1ドル=88.00円 〜 90.50円
家計調査とは全国の単身世帯以外の過程から一定の抽出方法によって選定された世帯を対象として、その家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査するものです。この結果で景気動向の把握、消費者物価指数の品目選定やウエイト作成の基礎資料して利用されるものです。世帯で得た収入をどのように、何に使っているのか、またその使い方が収入や世帯人員、年齢、職業によってどのようにことなっているのか、などを知ることが出来ます。
また、調査結果は家計収支編と貯蓄、負債編に分けられて公表され、購入商品や数量、金額まで詳細に把握しているため、需要予測や商圏調査、販売計画立案やマーケティングに利用されます。株式投資などでは、景気動向の最も重要な要素である個人消費の動向を判断できる資料として注目されるのです。
今回の調査は可処分所得や実収入の減少傾向が続く中で、その減少傾向が止まるのかどうか、また、同時に回復傾向を示し始めている消費支出が増加傾向を続けられるのかどうかが大いに注目されます。「デフレ宣言」がなされたように本当にデフレであるならば減少傾向が続き、支出の回復も頭打ちとなる可能性も高いということになります。クイック社の調査では全世帯の実質消費支出は前年比で-0.2%から1.6%(25社)となっており、支出の回復傾向は続くと見る向きが多いようです。 予測の平均値は0.7、中心値も0.7と9月(1.0%)や8月(2.6%)よりも伸びが鈍化すると見られ、景気回復の度合いも鈍化する傾向にあるとの予測となっています。