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引き続き米国決算動向をにらみ、日本企業の決算発表を控えて持高調整の売り買いが中心の展開
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| 指数 | 寄り付き | 高値 | 安値 | 終値 | 前週比 |
| 日経平均(10月13日〜10月16日) | 10,076.56 円 | 10,257.56 円 | 10,060.21 円 | 10,257.56 円 | △ 241.17 円 |
| NYダウ(10月12日〜10月16日) | 9,885.80 ドル | 10,062.94 ドル | 9,871.06 ドル | 9,995.91 ドル | △ 130.97 ドル |
先週の米国市場は決算発表が本格化するなかで、半導体株や金融株に好調な決算を発表するものが見られ、高値更新となりました。さすがに週末には手仕舞い売りや金融機関の芳しくない決算発表など嫌気した売りに押されましたが、底堅さも見られました。経済指標は芳しくなかったのですが、個別企業の決算が好調なことで、景気回復を織り込み、景気回復が織り込まれると商品市況も堅調となり、商品市況が堅調であれば株価も高いというような好循環も見られました。
今週も住宅関連の経済指標は見られるものの特に重要視されるような経済指標の発表はなく、先週に引き続き個別企業の決算動向に振らされる格好となりそうです。為替なども落ち着いており、また、商品市況が大きく崩れるようなことがなければ目先的な過熱感や達成感から上値の重い展開となり、調整となる可能性もありそうですが、大きく下げることはないと思います。
火曜日に住宅市場指数と着工件数、生産者物価指数(PPI)が発表されます。住宅指標が好調でPPIが予想以上に高いとインフレ懸念も出るかもしれません。半導体製造BBレシオも発表になりますが、受注好調とされる1を抜けるようなトレンドとなっており、上昇トレンドが続くのかどうかが注目されます。ただ、足元好調と伝わっており、堅調となるのはないかと思います。木曜日にも新規失業保険申請件数や住宅価格指数、景気先行指数、中興住宅販売などが発表され、芳しくない数字となると株式指数に過熱感があるだけに調整気分が強まりそうです。
先週の日本市場は下値を確認して戻りを試す展開となりました。ただ、盛り上がりに欠ける展開で指数ばかりが高いというような状況であり、しかもその指数も上値の節目までは戻ったのですが、一気に節目を抜けて底入れ確認とはならず、戻りの鈍さ、上値の重さを確認することになりました。円安や米国株高への反応もいまひとつ鈍いものであり、決算動向などにも反応が鈍い感じで、市場参加者の少なさを感じます。相変わらず目先の需給に振り回される展開となっています。
今週も米国の決算動向や為替への反応は鈍く持高調整の売り買いに振り回される展開となるのかどうかが注目されます。11月末決算のファンドの持高調整とすれば、いったんは先週で終わった可能性もあり、週初からの売り買いの動向次第ではようやく米国市場が堅調となっている動きについていくことになるのでしょう。引き続き持高調整の売り買いが中心となれば、上値の重さを確認しながら指数は狭い範囲でのもみ合いとなるものと思います。経済指標などのへの反応は相変わらず鈍いものと思います。
今週は月曜日の粗鋼生産などが大きく改善しているようであれば反応するのかもしれません。ただ鉄鋼株に反応が限定されて、他の銘柄への影響は限定されそうです。火曜日は景気動向指数や工作機械受注や半導体製造BBレシオ、コンビニエンスストア売上高が発表されますが、どれも回復傾向を確認するにとどまり大きな影響はないと思います。
堅調な展開が続き10,000ドルを抜けて来ましたが、移動平均からの乖離が大きくなったことなどから目先的な過熱感も出て、上値も重くなりましたが、堅調な地合いが続いていると見てもいいのでしょう。引き続き25日移動平均線をサポートに右上がりのトレンドが続くものと思われます。
来週の予想レンジ 9,750.00ドル 〜 10,200.00ドル
25日移動平均線と75日移動平均線の乖離も依然として大きく、25日移動平均線がサポートにはなるのですが、少しでも乖離が大きくなると上値が重くなるようです。堅調な展開が続くのでしょうが過熱感を冷ましながらの動きとなるものと思います。
今週の予想レンジ 2,100.00pt 〜 2,200.00pt
25日移動平均線と75日移動平均線が「ニアミス」となって6月、8月の高値水準を一気に抜けて上値追いとなりました。さすがに今週は移動平均線との買いも広がったこともあり、いったん上値も重くなるものと思います。節目となっている6月、8月の水準のサポートを確認するような場面もあるのかもしれません。それでも75日移動平均線の下落も免れ、強含みの展開が続くものと思います。
今週の予想レンジ 265.00pt 〜 280.00pt
かろうじて25日移動平均線と75日移動平均線との「デッドクロス」が回避されましたが、ここから「ニアミス」と言う展開になるには一段の上昇が必要となります。まずは25日移動平均線のサポートを確認するような展開なのでしょうが、25日移動平均線を割り込むと9月の安値を窺う展開となり、25日移動平均線と75日移動平均線との「デッドクロス」も起こり、調整となってしまいそうです。
今週の予想レンジ 9,800.00円 〜 10,500.00円
25日移動平均線と75日移動平均線が「デッドクロス」となって調整となり、今度は25日移動平均線に上値を押さえられてしまいました。下方乖離が大きくなると下げ止まり、戻りを試す動きとなるのでしょうが、もう少し、25日移動平均線に上値を押さえられて軟調な地合いが続くものと思います。
今週の予想レンジ 860.00pt 〜 920.00pt
一気に75日移動平均線を割り込んだことで、戻りましたが75日移動平均線にしっかりと上値を押さえられています。25日移動平均線も75日移動平均線まで近づいており、週初に一気に25日移動平均線を抜けるような展開にならないと25日移動平均線と75日移動平均線の「デッドクロス」が起こり、75日移動平均線も下落に転じ、調整局面が長引くことになりそうです。週初に上値が重くなると調整が続き下値を探る動きとなりそうです。
今週の予想レンジ 1,190.00円 〜 1,230.00円
25日移動平均線を抜け、移動平均線も横ばいとなったことから強含みの展開が期待されます。25日移動平均線をサポートに75日移動平均線までの戻りを試すような動きになって来るものと思います。
今週の予想レンジ 1ドル=90.00円 〜 92.50円
景気動向指数とは景気の状況を見るための指標で、機械受注や株価といった30項目の経済指標の動向を3カ月前と比べてどのような動きとなったかを見る指標で、これら経済指標の変化の方向を合成して示すディフュージョン・インデックス(DI)と景気動向を量的に示すコンポジット・インデックス(CI)の二つがあります。そしてそれぞれについて、景気に先行する「先行指数」、同時並行で動く「一致指数」、遅れて動く「遅行指数」の3つがあり、通常はDIが使われます。
DIは指数に採用している経済指標の中で景気の拡大を示している指標の割合を示したもので、全ての指数が拡大していれば100%、全てが悪化すれば0%となり、景気拡大のスピードは拡大している指標がどの程度多いかなどで知ることになります。CIは基準年度からのそれぞれの変化率を平均して合成変化率を求め、それを累積して指数化したもので、景気の拡大や後退のスピードを見ることが出来ますが、異常な変化があった場合に景気の方向性まで違ってしまう可能性もあり、調整が必要となります。
20日に発表される景気動向指数は8月の「改定値」であり、影響はそれほど大きくはないものと思われます。遅行指数は漸く底から立ち上がったところですが、先行指数や一致指数はDIで80%台と高くなっていますが、昨年からの下落からまだ完全に100%と立ち直っていないことが分かります。景気回復も比較的緩やかに進んでいるということです。このぺーすを考えると遅行指数が50%を超えて来るのは来年春頃になって来るのかもしれません。