■―――――――――――――――――――――――――――――――02月10日
▼△▼△▼ 『クオリティー・オブ・ライフ』
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▼△▼ PRJマガジン 第22号
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▼ 株式会社パブリック ライジング ジャパンのメールマガジンです。
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————————- もくじ ———————————–
■ 市場の風
■ ファンドマネージャーから一言
■ みんなの資産運用
≪市場の風≫――――――――――――――――――――――――――――――
難しい婚活・・・・
良い結婚相手を求めて、今や空前の「婚活」ブームの時代。
結婚して、同じ屋根の下で暮らすとなると、
育った環境はとても重要な要素を占めてくる。
食べ物の嗜好や、習慣などなど・・・
企業のM&Aも同じようなものと痛感させられたのが、
今回のキリンとサントリーの統合の交渉の中止。
キリンとサントリーの統合交渉が表面化したのは昨年7月。
国内食品再大手の両社の統合に、世間が驚いた記憶は新しい。
両社とも、業績が悪い訳ではないのに何故?という疑問や、
お気に入りのブランドが統廃合により消えるのは寂しい・・・などの不安とともに、
新たに誕生するであろう、新しいブランドに対する期待も高まった。
統合交渉から約半年後の今月8日、経営統合交渉は、
統合比率や新会社の経営方針の在り方に対する考えが一致せず決裂した。
当初から専門家の間で懸念されていたことが表面化し、
目の前のハードルを越えようとする
双方の思いに温度差があったのが決裂の大きな原因と言える。
元々、統合の両社の目的は、縮小していく国内市場で
価格競争やシェア争いを激化させ疲弊していくよりも、
「強者同士が統合する」ことで国内の収益基盤を強固にして、
海外展開を加速させるというもの。
ところが、非上場会社でありながらもサントリーは、事業収益を
社会、顧客、従業員に還元するという理念「利益3分主義」を経営に生かし、
高収益をあげ文化事業や社会貢献事業に積極的に取り組んできた。
これは、利益至上主義に傾きがちな市場とは一線を画した
同族企業ならではの特質でもある。
一方キリンは上場会社として、常に株主を意識したガラス張りかつ
論理的な説明が必要という立場がある。
キリン側が示した統合比率は、キリン1に対しサントリー0.5だった。
これが、サントリーの佐治社長を激怒させた。
サントリー創業一族の資産管理会社が統合新会社に3分の1超を出資するという条件が
事前交渉で了解されていたからだ。
サントリーとしては、キリンにだまされた気分。。。
文化事業への貢献も企業価値と考えるサントリーと、
株主への合理的説明にこだわらざるを得ない
上場企業キリンの考えは相容れることが無いままに終わった。
この双方の生い立ちと環境の違いからくる考え方の相違が、
今回の決別の大きな原因といえる。
結局は、元々一人でも生活できる二人なので、
無理して我慢しながら一緒になることもないか~~~
という感じで、やっぱり別々の道を歩みましょうと婚約解消・・したような印象を受ける。
とは言え、少子化による食品の国内市場は縮小基調にある。
中でもビール類の出荷は21年まで5年連続で過去最低を更新するなど、
縮むパイをめぐる過剰競争は激化する一方。
勝ち組と言われるキリンやサントリーも安穏とはしていられない。
さらに、海外勢に大きく差をつけられている。
20年12月期の最終利益はキリンが801億円。
サントリーは321億円。
一方、米ペプシコは5400億円。
米コカコーラは約5300億円。
まさに桁違いの差がある。
今回の統合は、国内食品最大手の2社が統合することで体力を増大し、
巨大化する海外勢との競争に打ってでようとしたのだが・・・
今後は、互いに最良の伴侶を求めて「婚活」に更なる努力をするのだろうか。。。
すでに、キリンはM&Aや提携は重要な企業戦略と考え、
海外の有力食品会社との連携を意識しているとのこと。
日本の老舗のお嬢様より、今度は合理的な感性の合う外国の女性がいいな~といったところだろうか・・
≪ファンドマネージャーから一言≫――――――――――――――――――――――
どうも、こんにちは。
熱狂的野球ファンの『せんじがら(ペンネーム)』です。
西部のドラフト1位ルーキー、菊池雄星投手に『ショック療法』が施された、とのこと。
宮崎・南郷キャンプの7日、ブルペンで涌井、岸の2枚看板にはさまれて
68球の投球練習を行いました。
更にネット越しには、キャンプ訪問した後藤高志オーナーの熱視線。
フォームに悩んで変化球に頼り、本領を発揮できないでいる
『155キロ左腕』に様ざまな刺激が与えられました。
潮崎投手コーチから、『今からジジイみたいな投球をして欲しくない』
『この時期は真っ直ぐを磨くことを分かって欲しい』と指摘を受けたそうです。
雄星投手も、当然力が入り、『MAXの力で、がむしゃらに投げました』
とコメントしています。
それでも、肩に力が入っている為か安定感がなく、本人も
『今のフォームを崩してゼロから作り直したい』と、課題を自覚している様です。
ファンや報道陣、野球界から注目が集まる雄星投手。
そして、迫りくるシーズン。
このキャンプでどれだけのものを吸収し、みんなの期待に答えてくれるのか。
目が離せない、注目の人物間違いなしです!
それでは失礼します・・・
では、ありませんね。相場の話ですね。
現在日米欧で、銀行融資が急速に落ち込んでいます。
企業や家計の資金需要が弱く、融資残高の前年同月比伸び率は
米国、ユーロ圏そして日本でもマイナスに転じました。
日米欧とも、超低金利政策を続けていますが、
マネーは企業や家計に行き渡らず、景気の本格回復につながっていないと言えます。
要因として、欧米では、銀行が不良債権の増加を懸念し、
融資姿勢を厳しくしていることが
銀行融資減少に拍車をかけています。
日本では、デフレの影響で、企業の設備投資や家計の住宅購入が低迷していて、
手元資金を借入金の返済に回す姿勢が強いことから、
融資が減り続けているのではないでしょうか。
一方中国では、融資残高が前年同月比で、3割を超えるペースで増えています。
金融危機後の世界経済の回復を、中国などの新興国が引っ張る構図が、
銀行融資の動きにも鮮明に表れた形でしょう。
今後なお、融資減少傾向が続けば、金融緩和が長期化する事も考えられます。
そして、現在の相場をみてみますと、
円相場は対ドルでは小動きですが、対ユーロでは円高基調が続いています。
東京株式市場は相変わらず、軟調な展開を余儀なくされる見通しです。
日経平均株価では、先日8日の終値が、前週末比105円安の『9951円』で、
昨年12月10日以来、約2ヶ月ぶりの1万円割れとなりました。
これは、サントリーHDと進めていた交渉を打ち切り、統合中止を発表した
キリンHDの株価急落など、アジアの株式市場が概ね下落となっていることが
要因として考えられます。
当面は、昨年12月10日に付けた安値『9834円』を意識した
底値を探る展開となりそうです。
ここからの反発には、何よりも一段の米国株の上昇が必要となるのではないでしょうか。
今後、欧州の財政リスクや、米国の金融規制、アジアの金融引き締めなどに注視し、
株価の動きをみていくことが大切です。
どうぞ、皆様も相場の魅力に取り付かれないようにお気を付けくださいませ。
では、では
≪みんなの資産運用≫――――――――――――――――――――――――――
過大な政府債務を抱えるギリシャの信用不安がスペインやポルトガルに波及し、
欧州発の財務リスクが金融市場を揺さぶっています。
世界各国が金融危機対応からの『出口』を探る中、財政の急速な悪化で、
ヘッジファンドなどの短期的な投資家が標的とされました。
これは、金融と財政の運営主体が異なるユーロ圏の不完全な統合に
付け込んだ面もあるようです。
このことより、財政リスクはまず、利回りの急上昇に現れました。
ドイツ国債利回りとギリシャやポルトガルなどの利回りの格差が拡大し、
信用不安から、今年2月に入ってスペインやポルトガルの株価が7~8%下落しました。
金融危機対応で、急速に財政が悪化し、経済力も強くない国が標的となったのでしょう。
今後、各国の財政再建と並んで注目視する点は、
ユーロ圏として財政リスクの問題にどう対応するかという事ではないでしょうか。
現在、不景気という現状である中で、各国による金融危機対応は
財政拡大による景気刺激策に限られ、財政の健全性が損なわれやすい傾向です。
そういった状況で、個人としての『資産運用』に関して、
危険性を帯びたやり方はもちろん回避し、『分散投資』や『リスクを視野にいれた投資』を
心がける必要があると思います。
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