投資ファンドのPRJファンド

投資ファンドを扱う株式会社パブリック ライジング ジャパンのWEBページです パブリック ライジング ジャパンの会社概要や弊社が行う投資 有限責任組合 ファンドについての説明などの情報を発信しています。

PRJマガジン 第21号

■―――――――――――――――――――――――――――――――01月25日
▼△▼△▼          『クオリティー・オブ・ライフ』
▽▲▽▲         
▼△▼              PRJマガジン 第21号
▽▲   
▼        株式会社パブリック ライジング ジャパンのメールマガジンです。

■――――――――――――――――――――――――――――――――――■

————————- もくじ ———————————–

■ 市場の風

■ ファンドマネージャーから一言

■ みんなの資産運用

≪市場の風≫――――――――――――――――――――――――――――――

まさかの失墜?
あの、日本航空が上場廃止に追い込まれた。
経営破綻が浮上して以来、さまざまな再生案が叫ばれたが・・
結果は、日本では異例の「事前調整(プレパッケージ)型」と呼ばれる方式の処置をとることになった。

つまり、スポンサー債権計画を決定しておいてから、裁判所の手を借りて会社更生をするというもの。
破産には違いないが、大企業の場合一気に倒産処置をとると、関連企業の連鎖倒産や社会的影響が大きいためこの方法が取られる。

アメリカでも昨年は「プレパッケージ型」の破産法適用申請件数は、
30社で前年比の3倍。
資産総額は約1,240億ドルにも上る。

破産ではなく、企業を存続させて更生を重視しようというものの、「プレパッケージ型」は、
かなりの数の債権保有者の賛同が必要となる。
そこで、日本航空の場合も、企業再生支援機構は3,000億円を出資する他、金融機関は3,500億円の債権を放棄、社債などを含む債権カットは7,000億円を越す。
さらに、支援機構と日本政策投資銀行は計6,000億円のつなぎ融資を実施。

これだけの支援及び犠牲を出しての再建の条件は、3年後の2013年3月期には1,000億円強の営業利益を出さなければならない。
そのためには日本航空側も、まず年金の減額、3年かけて13,000人の人員削減という血を流さなければならない。
しかし、なんといっても大打撃は上場取り消しと言えるでしょう。
上場取り消しと言う事は、紙切れになってしまうということ。。。
まさかの事態にショックを隠せない株主も多いでしょう。
株主の多くは、関連企業だけでなく、個人株主も多いという。
かつて、日本の空のシンボルでもあった鶴は、いまや翼を折られ瀕死の状態と言える。
女性の憧れでもあった客室乗務員。
容姿端麗、知性と教養を兼ね備えた日本航空の接客サービスは、確かに世界に誇れるものであった。
行き届いたキメ細やかなサービスは、長時間のフライトには心地よく、
海外に行くならやっぱり日本航空と言う人も多かったはず。
一度、ノースウエスト航空のホノルル便に乗った時、そのあまりにひどいサービスに
同行のフランス人が激昂してしまった。
ドリンクサービスの時に、おつまみのナッツをテーブルに投げるように配られると
さすがにそれは違うだろう!!と誰でも怒りたくなるもの。
つくづく、日本の航空会社のサービスのレベルの高さを感じた瞬間だった。
しかし、その分人権費は高く、憧れの職業の要因の一にも高収入がある。

今回の経営破綻の大きな原因にも、高コストが挙げられている。
社員の給料だけでなく、経費に関しても他の航空会社よりもムダな部分が多い。
地方の空港で宿泊する場合、全日空の乗務員は空港の近くのホテルに泊まるが、
日本航空の乗務員はタクシーを飛ばして市内のホテルに泊まっていたと言う。
あくまでもカッコ良くという、ブランド志向と半官半民でスタートした甘い経営感覚も浮き彫りになってきている。

しかし、今回の破綻は一航空会社だけの問題とは言えない面もある。
狭い日本に、なぜこんな所にまで?というような空港を建設し、そこに日本の空の看板である日本航空に運航を強制。
採算は絵に描いた餅で、結果は赤字空港の乱立。
政権交代で、ダム建設の中止が大問題になっているが、ここでも公共事業の問題が浮き彫りになってきている。

今世紀最大の不況の中、大企業もかつての威光に安穏としている場合ではないと言える。

家電量販店8位のベスト電器は12日、2012年2月期までに
全直営店の3割前後に当たる50~70店舗を閉鎖すると発表。
会長と社長は経営責任をとって辞任という厳しい決断をくだした。

危機が見えていても手を打てなかった日本航空とは対照的。

大手スーパー、イオンの岡田家に伝わる家訓。
「大黒柱に車をつけよ」どっしり構えて不動の大黒柱も、必要とあらば動かしてしまえという意味。時代の流れに合わせて変化への即応を説いている。

車より早い翼を持った日本航空は、今後どのように大空を飛んでいくのだろうか?

 

≪ファンドマネージャーから一言≫――――――――――――――――――――――

どうも、こんにちは。
熱狂的野球ファンの『せんじがら(ペンネーム)』です。

西部ドラフト1位のルーキー、菊池雄星投手が東北福祉大の
総合福祉学部通信教育部に入学願書を提出したそうです。
菊池投手は、将来教師になりたいという夢もあるそうで、
『福祉』という教科で高校教員の資格を目指そうとしているようです。

書類選考に合格すれば、この4月から大学生とプロ野球選手の
2つを、掛け持ちすることになります。
このケースは異例中の異例で、これを実行に移してしまう
菊池投手のスケールの大きさは、尋常ではないと思います。

最速155キロだけにとどまらない、魅力あふれる18歳。
もし大学生となった場合、『二足のわらじ』でのデビューとなりますが
プロ野球選手として、ファンの期待に十分答えられるよう、
しっかりと目標を持って頑張ってもらいたいですね。

それでは失礼します・・・

では、ありませんね。相場の話ですね。
経営難に陥っていた日本航空は19日、2子会社と共に
東京地裁に会社更生法の適用を申請しました。
そして、グループ負債総額は、金融機関を除く事業会社では過去最大で
2兆3200億円にもなっています。
東京証券取引所は、日航株を19日から1ヶ月間、
整理銘柄に指定し、来月20日に上場廃止し、
日経平均株価(225)に新たに東海旅客鉄道を補充すると発表しました。
日経株価指数300と日経500種平均株価も同様に日航株を除外し、
それぞれイズミ、ハウス食品を補充しました。
『整理銘柄』とは、上場廃止が決まったことを投資家に周知し、
手持ち株式の売却や信用取引の解消の機会を提供するための制度です。

これらの日本航空の法的整理に伴って、メインバンクである日本政策投資銀行の
債権放棄額には、政府が返済を保証している分が『400億円超』含まれます。
この分は、国民負担として国が一般会計で埋め合わせしなければいけないとしています。
もし再生に失敗すればさらに損失が膨らみ、公費での追加の穴埋めを迫られる恐れも出てくるでしょう。

株価の動きは、昨年1月は200円を超えていた株価も、先週から1けた台となり、
19日の終値は5円。一時は3円まで下がりました。
100%減資(上場廃止)か、99%減資などで一部株主の持ち分を残すかの両論があったことや、信用取引などに絡んだ思惑的な売買もあり、
ごく短期での利益を狙う
マネーゲームの様相を見せていました。
その中で、100%減資の方向が決まったことで株式は無価値となり、
20日以降、株価は理論的には1円に向かいました。

東京為替外国市場では円相場が上昇し、一時1ドル=90円台前半をつけ、
約1ヶ月ぶりの高値となりました。
今までは円売りが進んでいた中で、今回の日本航空を巡る一連の事柄が
円買いの材料になったとの見方もあります。
これからの日本経済のためにも、日本航空の企業再生において失敗は許されない状況であり、今後、日本航空の経営破綻の影響が最小限にとどまるようにする
細かい目配りが不可欠です。
少しずつ、日本経済は回復の兆しが見えてきていたので、
今一度、褌を締めなおして活性化をしていく努力が必要であるように思います。

どうぞ、皆様も相場の魅力に取り付かれないようにお気を付けくださいませ。
では、では

 

≪みんなの資産運用≫――――――――――――――――――――――――――

個人投資家の資金が高リスク型の商品にシフトしている傾向がみられます。
08年までは売れ筋だった、株や債権に分散投資をすることでリスクを抑えて
安定的に運用する商品である、バランス型投信への資金流入は激減しました。
それとは反対に、09年では新興国株で運用するファンドをはじめ、
リスクが高くても高い収益を期待できる『ハイリスク・ハイリターン型』のファンドを選ぶ傾向を強めています。
これは、世界的な金融危機で損失を抱えた個人投資家が、
市場の回復を狙ってリスクの高い商品に資金を移そうという考えからでしょう。

更に為替面では、『通貨選択型』と呼ばれる投信への資金流入が目立ちました。
これは、ブラジルレアルや豪ドルなどで為替ヘッジ(為替の動きが本来の値段に
影響を与えないようにする手段)をかけた、外国籍投信に投資する仕組みです。
株や債権への投資収益に加え、選択した通貨との金利差が上乗せされます。
運用さえ上手くいけば、二重に収益が得られることへの期待から、
個人投資家の人気が高まっています。

このような流れの中で現在、外国人投資家の日本株買いが続いています。
現在、8週連続の買い越しとなりました。
世界的に景気回復期待が高まる中、昨年大きく出遅れた日本株を
買い戻す動きが盛んになっています。
日本株は自動車や、電機など景気敏感株の構成比率が高く、
世界景気の回復局面で上昇しやすい傾向があるためです。
結論として、日本経済は財政懸念などの弱材料もあり、
いつ『日本株売り・円売り』に傾いてもおかしくない状況です。
しかし海外勢の日本株投資に伴う円買いは続くという見方から、
当面の円相場はしっかりした展開になりそうです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
※当メルマガは皆様の投資判断を助言するものではありません。
 また、もし投資判断にご利用頂いた場合、それにより生じる
 すべての結果に対してご本人が責任を負うものとします。
  弊社(株式会社パブリック ライジング ジャパン)は一切の
 責任を負いません。