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PRJマガジン 第32号

■―――――――――――――――――――――――――――――――07月23日
▼△▼△▼          『クオリティー・オブ・ライフ』
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▼△▼              PRJマガジン 第32号
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▼        株式会社パブリック ライジング ジャパンのメールマガジンです。

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————————- もくじ ———————————–

■ 市場の風

■ ファンドマネージャーから一言

■ みんなの資産運用

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≪市場の風≫――――――――――――――――――――――――――――――

「エネルギーの行方」

メキシコ湾沖で4月下旬に起きた爆発事故は、史上最大級の被害を及ぼしている。
メキシコ湾沖合80kmで操業していたBPの石油掘削施設(石油プラットフォーム)が
爆発し、水深約1,500mの海底と基地を結ぶパイプの3ヶ所が破損、
大量の原油が流出している。
BPとは、当初ブリティッシュ・ペトロリアムの略だったが、
いまでは石油を超えてという意味のビヨンド・ペトロリアムの略となり
フツウにBPと表記しているとのこと。
日本の三井系の会社が10%、アメリカのアナダルコが25%権益を持っている。

事故から約3ヶ月、ようやく原油流出が止まった。
しかし、抜本的な解決策にはなってはおらず、
油井を完全に封印するまでは予断を許さないとされている。
当初、事故は軽く見られていたようで、
BPのトニー・ヘイワードCEOは「メキシコ湾は広大だ。
海全体の水の量に比べれば、
流出した石油と分散剤の量など微々たるものだ」と弁明していた。
ところが、推定で70万klもの大量の原油が流出し、
海底油田開発のリスクを改めて世界に知らしめることとなった。

推進1,500メートルの深海油田のため、流出防止作業は困難を極めており、
近くにルイジアナ州、ミシシッピ州、アラバナ州、フロリダ州と
4つの州に隣接しているため、漁業だけでなく野生動物や希少植物など
生態系への深刻な影響も懸念されている。
6月にはBP、アナダルコ、トランスオーシャンの株価は5割も下落。
BPの主要株主であるノルウェー、クウェート、中国、シンガポールの
政府系ファンドでは事故後、合計50億ドル(約4,500億円)の損失を出した。
米欧亜の石油大手の時価総額は、
上位10社の合計だけておよそ3,100億ドル(約28兆円)減少した。
BPの株価は事故前から半値に下がり304ペンスを付けた。これは14年ぶり。
時価総額も1,000億ドル近く下がり、600億ドルになった。
英国の人口の約30%が何らかの形でBP株を保有しているというから、
英国民にとってもイタイ話し。

事故の原因は人的な要素が強そうだ。
油井からの噴出を目撃したにもかかわらず、作業を継続したり、
セメント固定の前の泥がガスを吸収しているかを調べる重要な
「ボトムズアップ」テストを、最低でも6時間以上かかるところをわずか30分で完了させた。
11万8,000ドル(約1,080万円)の費用と12時間の時間節約のために、
最も重要なセメントチェックを省略したミスは大きい。
安全性に関する提言が、事故の8週間前からは拒否されるようになったとは驚きだ。
米は、「この事件の調査終了までは新しい地域での掘削は認めない」と述べた。
「事故」ではなく「事件」とはものものしい。。。

オバマ大統領は、高騰する輸入原油に頼っていたのでは、
国内の経済情勢の回復は脆弱なため3月31日に原油開発の解禁を演説したばかり。
1981年から規制の続いているアラスカ沖などの原油開発を解禁した。
大統領就任当初の、化石燃料からクリーンエネルギーによる
発電へのシフト「グリーン・ニューディール」政策はいずこへ?

いずれにせよ、海底油田開発は宇宙開発よりも難しいと言われているにもかかわらず、
事故対策の技術開発がおざなりにされてきたツケは、
今や地球レベルで深刻な問題となっている。

宇宙開発といえば。。。。
IKAROSイカロス(Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun )
日本名は「小型ソーラー電力セイル実証機」

金星探査機「あかつき」と共に、
2010年5月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられ、
6月3日から6月10日にかけてセイルを展開、
7月9日に太陽光による光子加速の実証に成功した。
その姿は、金色と銀色と瑠璃色のまるでエルメスのスカーフを広げたかのような美しさ。
ヨットが帆を掲げて大海原を進むように、そのスカーフのような
ソーラーセイル(太陽帆推進)という帆を掲げて、
宇宙のはるか遠く(深宇宙)まで乗り出すことにチャレンジする。

太陽の光を受けて進むソーラーセイルのアイデアは100年程前からあり、
SF映画にも登場していたとか。
欧米でもソーラーセイルの研究を進めているが、
まだ実現できず日本が世界に先駆けて実現した。
これは、ソニーがウォークマンの発明をして以来の、
日本の最先端技術の快挙として今世界から注目を集めている。
イカロスとは、太陽に近づきすぎて羽を固めた蝋が溶けて墜落死した
ギリシャ神話のイカロスの名に由来する。

帆の大きさ14m×14mのこのイカロス君の凄いところは、
「ポリイミド」という超々々々・・・薄い膜で出来ている。
どれぐらいすごく薄いか。。。髪の毛の太さの約10分の1くらい!!
う~~~ん。。。想像できません!!(笑)
さらに賢いのは、最初から広げたままでは飛べないので、
コンパクトに収納されていること。
日本の折り紙の技術を活かして帆を折畳んで、自分でスピンしながら帆を開く。
実際、正方形の紙を使って折畳んでみました。。結果・・・できた!!
最先端技術と、日本の伝統の折り紙の技術の融合に感動~~~~!!

そして、その名のとおり太陽の周りを近づいたり、離れたりしながら金星に向かっている。
帆には膜のような太陽電池を貼り付け、太陽光で電力をまかなっている。
つまり、ガソリンスタンドのない宇宙で自家発電できるので、
将来は遠い木星にも行くことを計画している。
要するに、イカロスは太陽の光で進み、太陽の光で発電する、
クリーンな探査機の先駆けと言える。
そして、この日本はこのイカロスの成功によって、
太陽系大航海時代を先導することになる。

深海1,500メートルに人間が潜ることは現在不可能。
しかし、海底油田の発見で石油が枯渇するリミットが2022年から2050年に伸び、
今や油田のシェアは海底油田が4割も占めている。
枯渇するまで、貪欲に原油を採掘しようとする企業。
かたや、宇宙大航海時代の幕開けを思わせるかのような、ソーラーセイルの開発。

このイカロス君のシステムを地上で利用できないものか・・・
果てしなくひろがる宇宙の探索はロマンがあっていいけれど、
まずは地上・・いや地球の資源、自然を守ることも重要ではないか。。。

今回のメキシコ湾沖の原油流出事故の影響は甚大で、
賠償問題にかかわる経済的ダメージだけでなく、
太平洋のマグロの漁礁にも被害は及ぶ可能性は大と見られている。

先日、ブラジル南東部サンパウロ州の海岸で、
ペンギンの死骸が次々と打ち上げられたと言う。
その数300羽以上。いずれも餓死。

今回のメキシコ湾沖の事故との因果関係には得に触れてはいないが、
確実に深い海の中で何かが起こっているのは確かだろう。。。

イカロスよ・・・
地上にも、希望を。。。

≪ファンドマネージャーから一言≫――――――――――――――――――――――

どうも、こんにちは。
熱狂的野球ファンの『せんじがら(ペンネーム)』です。

日本ハムのダルビッシュ有投手が『魔球』を披露する考えを明かしました。
ダルビッシュ投手のコメントは、
『どんな球?下手したら空振りして顔に当たるような・・・』
と発言しており、かなり衝撃的な印象を受けました。

21日のキャッチボール中にひらめいたとの事で、
相手を務めた厚沢投手コーチも捕り損ねる恐るべきキレ味!
『他のプロ投手も投げていないような球。軌道が違う。』と、
自信満々の意気込み。
強打者を相手に『魔球』を使えるならば、
後半戦に向けての大きな武器になります。
ダルビッシュ投手の新たな『伝説』に期待大です!!
それでは失礼します・・・

では、ありませんね。相場の話ですね。

20日の東京外国為替市場でユーロが対ドルで反発基調を強め、
約2ヶ月ぶりの高値を付けました。
ギリシャなどが国債入札を無難にこなし、欧州不安が和らぎました。
そして金利面でも、ユーロ買いが進んでいます。
これは、数年単位で運用する機関投資家などがドルから
ユーロに資金を移しやすいとの見方が、
ユーロ買い・ドル売りの要因になったと言えます。

また、為替相場に影響が強いとされる2年物国債利回りをみますと、
欧州不安で比較的安全な国債としてドイツ国債が買われた流れが一服、
独2年物国債利回りは5月下旬から上昇に転じました。
一方で米経済指標の悪化が相次ぎ、米2年物国債利回りは低下傾向です。
現時点で2年物国債に投資する場合、米国債より
ドイツ債を所有した方が利回りが高いと言えます。

最近のユーロ反発を違った視点で考えますと、
ユーロ安を見込んで売っていた海外ファンドの買い戻しという事も挙げられます。
今後もユーロの反発が続くかどうかは、
海外ファンドがユーロ買いを続ける材料が登場するかにも注視する必要があります。
また、23日に発表される欧州金融機関の資産査定(ストレステスト)の
結果は貴重な判断材料になるので注目です。

どうぞ、皆様も相場の魅力に取り付かれないようにお気を付けくださいませ。
では、では

≪みんなの資産運用≫――――――――――――――――――――――――――

株式市場で相場一段安に備える動きが出ています。
日経平均株価は4月に年初来高値をつけて以来、
上値を切り下げる展開が続き、昨年来の下値メドとされてきた
9000円割れが意識される水準が近づいてきました。

将来の株価を予想して売買する株価指数オプション取引では、
9000円を維持できるかを巡る売買が膨らみ、
下値を警戒する投資家が増えてきています。
※株価指数オプション取引とは、
日経平均などを対象にあらかじめ決めた価格(権利行使価格)で
将来に買う権利(コール)や売る権利(プット)を売買する取引です。

日経平均は、昨年7月の安値(9050円)、
同11月安値(9081円)と、9000円手前で反発しており、
押し目買いが入りやすい水準です。
しかし、今年4月に年初来高値をつけた後は、
戻り局面でも直近高値を抜けられず上値が抑えられており、
相場水準は切り下がってきています。

今週は欧米で経済指標などの注目イベントを控えており、
夜間取引の時間帯にも警戒感が高まりやすいです。
先物・オプション取引の動向に投資家が神経質になる
展開が予想されるでしょう。

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※当メルマガは皆様の投資判断を助言するものではありません。
 また、もし投資判断にご利用頂いた場合、それにより生じる
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